心の中

私の妊娠経験を書いてます。「初めに」をご一読下さい。

初めての妊娠(千秋①)

・27歳の8月下旬に妊娠発覚
・妊娠6週目、心拍確認
→仕事を退職し、初孫を心待ちにしている義母に報告
・妊娠8週目
→検診の順番待ちのとき。
友達が同じ産院の別棟で、無事に第二子を出産し、その報告メールを受けて「おめでとう!」と返信。
数分後、順番がきました。内診台にあがりました。モニターをみて、あ、大きくなってるー!と内心喜んでいました。
ところが、先生はこう言いました。
「・・・残念ですが、心臓が止まっています」
「お腹の中で、この大きさだと1週間前に亡くなっています」

部屋は違えども同じ型のモニターで、数週間前に千秋の妊娠発覚を知りました。
妊娠の喜びより、この心拍停止の瞬間が強烈で、悲しいことに今、千秋について思い出そうとすると、真っ先に子宮内で死亡している事実が頭を占めます。


あの日、付き添いは誰もいませんでした。
泣きながら運転して帰宅しました。
主人はいつも仕事が終わるまで連絡がつきません。
父は休みの日だったので、家に居るかと思ったら、公園に散歩しに行ってました。
泣きながら電話して、すぐ帰ってきてくれました。
父には、初期流産の話は妊娠発覚時にしてました。
私も主人も、初期流産のことは知っています。

でも心拍確認できれば、ひとまず安心だと何故か信じていました。
これは後から知りましたが、何かの記事に12週くらいで初期流産の確率が減る。
早まって連絡した義母に、申し訳なかったです。